夏のおもひで ギギ〜 コトコト

おはようございます
2019年10月7日 月曜日です

今回は夏のおもひでシリーズ 大原祇園 ギギー カタカタ コトコト 「それは擬音ぢゃろ!」 です。



 【 大原祇園 prologue 】

先日、九月三十日の月曜日に放送された某NHK局の人気番組
「鶴瓶の家族に乾杯」では、朝ドラ スカーレットの番宣兼ねてゲストは戸田恵理香ちゃん。
そして彷徨くのは信楽を含め甲賀市を、油日を櫟野を「鶴瓶が来た〜‼️」って地元では大騒ぎ。

我らが青春部屋主人達も、
鶴瓶が来たの天下のNHKだの、
たもっちゃんのとなりの家や、そこの娘や、
などなど、まあ やかましい事 やかましいこと。

朝から、今日の七時半からやと何度もメールは来るわ、
たもっちゃんがどうのこうのと言ってくるので、
大人しく見ておりました。

すると、戸田恵理香ちゃんがお祭りに遭遇した。

見たような花台に 見たような竹の棒。
これって大原祇園ちゃうの?

 「白川祇園ですわ」

TVの中のおじさんが説明している

 「はい この花を奪い合う威勢の良いお祭りで、もう今から始まるんです 観て行って下さい」

やっぱり 一緒や
でも確か大鳥神社やったような、
白川神社ってナリオ家の隣のお宮さんちゃうんけ?

ああ 始まった。
確かに花を奪い合ってるけど、竹はどうしたん?
ちっとも叩いてへんやん。

やっぱり違う、
これは僕たちがお手伝いに行った大原祇園とは似てるけど違う!


僕が知ってる大原祇園は、、、、

 【 1 】

七月二十四日 水曜日 午前十時
県道四号線を東に向かい走っていると、
喫茶店の店先に見覚えのあるアフリカンツインが一台
「俺はここに居るぞ!」とばかりに停めてあったので、
僕は大人しくそのアフリカンツインの横に車を停めた。

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直ぐに気が付いて出てきた彼は、

「いやあ もう行くんすか? まだ早いでしょ」

「いやあ 俺には段取りが分からんからのう 早目に行っといた方がひとしも安心するやろ」

「まあそうですけど 早いですよ」

「それよりお前、神輿担きちゃうんか? ええんけ?」

「だからまだ早いんですって、それに俺はナポリタンが食べたくって ナポリタンで思いついたのがここなんすわ」


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そう言って彼はそのまま僕を先導して青春部屋まで行ってくれた。

ひとし君から大原祇園を見に来ないか?
って言うより手伝いに来てくれへんかと頼まれたのには訳がある。

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この春から区長代理を務めるひとし君は祭りの総責任者的な立場にあり、
終始祭礼の儀中心にいなければならない。

なのに神輿の担ぎ手の村の衆への接待も彼の役割で、
集合場所での御神酒の準備から
休憩場所の確保ビールの手配から全てをやらなければならず、
彼の家ではそれはそれで大騒ぎである。

男性陣は御神輿に出てしまい
家に残るのは奥様始め娘や姉妹と女性ばかりである。
軽トラを動かしクーラーボックスにビールを冷やして運び周るのに
不安があるとばかりに男手として僕が呼ばれた訳ですねん。



 【  2  】


一応段取りは、ひとしと彼からひと通り聞いたけど、
櫟野寺集合、休憩所、神社、御旅所、行列、などなど、
知ってるのは隣の櫟野寺だけで
他は土地勘も無く出てくる言葉にただ頷くばかり、僕の頼りは奥様だけだと悟った。

それにしても彼は落ち着いている。
ナポリタン食って来たんですわと言いながら
二人で巻き寿司摘んでくつろいでいる。


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それから荷物を軽トラに積む時も、奥様や妹さんとテキパキやりとりして積み込み作業を手伝ってくれた。
けどくつろいでいる。


「せやけど まだ縄も巻かなあかんはずやけど 段取りしときやんのかなあ?」

「縄巻く?」

「竹に巻くんですわ 竹は斬って置いてあったけど 縄がまだ」

「竹に縄? なんやそれ」

「ああ 叩くんですわ竹で そやけど縄を巻いておかんと竹がすぐに割れるんですわ その縄をね 巻かなあきませんねんけど まだしたらへん ような 知らんけど」


写真撮る気満々で自慢の一眼持ってあねさんがやって来た。
僕も写真撮る気満々で来たんだけど、
なんか聞いていたらノンビリ写真など撮ってる間がなさそうな気がして来たので、
これでまあ安心ぢゃ。


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ぼちぼち区長代理が衣装を着替えたところで、
僕はマチコちゃんと軽トラ乗ってビールの保冷庫へ、
ガンガン箱をバラしてクーラーボックスに積み込むとマチコちゃんと第一集合場所の櫟野寺へ、


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ここではビールは出さない。
区長代理の挨拶があり御神酒を配りいざ出発となる訳だが、
まだ誰も来ていない内にテーブルを出して御神酒とツマミのスルメの雑魚を用意する。
これでいいの?
あとは皆が集まるのを待つだけ

ボツボツと村の衆が境内に集まって来た


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彼も神輿かきの正装に着替えて来ている。
自治会長も出て来た。

そうこうしてると 向こうの方で竹をバラバラ並べ出し、
おじさんが一人縁石にしゃがんで竹に縄を巻き出した。

これか!
彼が言ってた縄巻きは、

おじさんは縄をクリクリっと回してクイッと捻ってギュッと絞る。
それで出来上がり。

なるほど竹の端っこに縄を二、三周回して縛っているんだな。

 「おう? おお! これよ だれかせなあかんのちゃうけ? えっ! わしけ わしはでけへんど おおい だれかでけへんのけ」

聞き慣れた自治会長の声と共に何人かの青年がおじさんに教わろうと周りに集まった。

 「これを こう持つやんな! ほんで こう こう こうして ここをギュッと ほれ できた やってみよ〜」

 「ここやろ??? もういっぺんやって なあ〜」

 「ここをこうするやんけ ほんでこの中へ、」

 「ああ、中へ通すのか ほんで こうして ギュッ? ギュッ? ならへんやん」

 「ちゃうよ ええか ようみとけよ、、、、」

こんな塩梅であった。
そばで見てると どうやら男結びのようだなあ
そう思って 僕も傍の竹を拾い上げ
縄を二周回して こうして ええっと?
どうやったかな? ああそうか ここにこうして ギュッと! でけた😀


やっぱり男結びやなぁ
二、三本巻いていくうちにだんだん思い出して来て、
キッチリ締めれるようになったので、
ここはひとつ櫟野の衆の為に頑張ってみるか。

こうして僕はおじさんと競うように竹に縄巻きをしていった。

 「おー お前結べんのけ おー お前なんでも出来んのう おうおう 他にも結べる奴はおらんのけ わしは でけへんけど こないな 他所から来てくれてるもんにやってもろて のう」

 「おっちゃん教えて?」

サクが来てジュンが来たので
出来るだけゆっくりやって見せたけど、
これも一本橋走行と一緒でゆっくりやるとキツく縛れへん
ある程度早くやるからうまく誤魔化せてしっかり縛れるもんだから、
ゆっくり見せるとなんか見本にならへんのや、
まあそれでも何回かやるのを見てたサクはそれなりに結んでよった。


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 「わしは結べへんし せめて縄でも切り揃えておくわ」

こう言ったのは自治会長、では無かった😅

暑い!汗がダラダラ出てくる。
けど竹もどんどん出てくる。

一体何本あるんや?
マチコちゃんと妹さんが結び終えた竹をどんどん軽トラに積んでいく。

縄を切り揃える人、
竹を持ってくる人、
縄を結ぶ人、
その後回収していく人、

どんどんどんどん流れ作業のように時間が過ぎて行った。


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 「そろそろ始めよか」

自治会長がなんか言うてる。

 「お おーい ぼちぼち始めんでよ こ ここは 二人に任しといて 皆 向こうに集まってくれ」

なに? 二人? 俺も入ってんのけ😅

 「おおいおい 他の者は 向こうに集まれよー」

パラパラと立ち上がり去って行く若者たち、
やがて僕に周りには
縄師のおっちゃんとマチコちゃんと妹さんだけになってしまった。

あとこんなけ、
とにかく出来るだけ頑張ろう ふぁいと!

こうして最後の一本を巻き終えた僕は、
カメラ片手に見物人をかき分けて最前列に出たが、
見せ場の区長代理の挨拶は、
半分終わっていた😢


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そして赤襷と呼ばれる警護役長のけんじ君が注意事項を述べると、

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いよいよ御神酒が配られ
この祭礼の原動力 神輿担き衆にアルコールが注入された。


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こうして 大原祇園は幕を開けたのでした。



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この記事へのコメント

w
2019年10月07日 08:28
あなた様のお陰で大成功に終わりました
本当に有難うございました
きくにい
2019年10月14日 00:39

>w670 さん
>

とんでもございません
ひとえに区長代理さまの人徳だと 思っております