2018 大山 インタビュー
おはようございます
2019年2月18日 月曜日です
昨日は日生へかきおこを食べに行ってきました
美味しかった
その話はまた今度
○ episode 16 インタビュー
施設は日帰り温泉にあるような作りで、ここも例外ではなく館内の床は
絨毯が引き詰められていて裸足で歩くようにしてある。
ちょっとトイレを借りにきた僕は、玄関で靴を脱いで上がるという動作に
少し面倒臭さを感じながらもライディングブーツを剥ぎとると裸足になって上がっていった。
目指す場所を案内板で確認しながら、中央に設置されたカウンターオブジェを回り込みむ。
右手に進むと温泉エリア、
左側に土産物などが並べられたスペースが広がり
めざすトイレはその奥にあった。
用を足し出てきたところで土産を物色できると言う、自然?の流れに逆らわずに
僕もいくつかの名物特産品を物色し、何点かお土産に購入した。
A 「ええっ? バイクでレース? へえ~ 」
B 「えっ? お嬢ちゃん も出てるんかいな? 」
A 「ええ~っ! 自分で? 」
突如として、賑やかしい空気の波が寄せて来た。
そちらの方へ顔を向けてみると、日帰り温泉に来ているお客さんだろうか、
そこに置かれた縁台に腰掛けホッコリされていた数人のおばさまが
指差し運動をされていた。
その指の先には 、
オレンジのゼッケンを指で摘んで斜め下に広げるようにひっぱり、
照れくさそうに笑っているとっしーが居た。
tos 「エヘヘへ そうです 」
風呂あがり B 「 お父さんに乗せてもらってるの?」
tos 「いえ 自分で」
風呂あがりB 「じゃあお兄ちゃんかな?」
tos 「いや 💦 あの~」
風呂あがりA 「自分で!って言うてるやないの さっきから何聞いてんのよあんたは!」
風呂あがりB 「ああ でもこんな かいらしい子が バイクって」
風呂あがりA 「なんや かわいい子がバイク乗ったらいかんのかいな、 わたしかて乗ってるで じょぐ !」
風呂あがりB 「あんたは 十分おばちゃんやろ」
tos 「あ 💦」
とっしーが顔をあげクルリとあたりを見回した。
ちょっと困り顔のとっしーが救いを求めるように見ていた先には
USAちゃんが、
ニンマリ微笑みながらそそっと土産物の棚の陰にズレて行った。
風呂あがりA 「いやね~ なんかそのゼッケン付けたひとが、さっきからウロウロしてるやんか~ 何事かと思っててん」
風呂あがりC 「レースってそれは何処で?」
tos 「ええ~っと 昨日 大山を出発して~ ちょ、」
呂あがりB 「えっ 昨日から?」
tos 「あ、はい、昨日大山出発して~ ちょこっとその辺走とって 昨夜は」
風呂あがりB 「夜通し走ってたの? 寒くないの? 」
tos 「いえ 昨日は大山で泊まったけん」
風呂あがりB 「あ そう 泊まった。 ところで大山ってどこにあんの?」
風呂あがりA 「ちょっとBさん そんなに矢継ぎ早に聞いたら答えられんやろ この子まだ学生さんでしょ 」
tos 「ああ だいじょうぶだけん。 喋り方はこんなんですけど社会人ですし、歳もそれなりにとっとるんよ」
風呂あがりB 「ええ~! わたしゃ高校生ぐらいかと思ったわ」
風呂あがりC 「それは無いやろ うちの まさみちゃんぐらかな?」
風呂あがりA 「うちのって、 あんた子どもおらへんやろ 誰やまさみって?」
風呂あがりC 「向かいの山下さんちのまさみちゃんよ 農協の購買部で草餅 売りに回ってるやろ」
風呂あがりA 「知らんわ! それによその子やんか!」
風呂あがりC 「うちの次に、前の家、が抜けとったわ」
風呂あがりB 「ややこしい所 抜きないな~ それで?」
tos 「えっ なんの話しとった? ああ 大山ね 鳥取の有名な山です、近くに蒜山高原なんかがあって、そして今朝また走ってここへ、ここがゴール 」
風呂あがりA 「あんた この辺のひと?」
tos 「いえ 私は元々米子だけん、でも他の皆は色んなとこから来られとります。 神戸や滋賀、広島に四国からも」
風呂あがりA 「 皆さんバイクで?」
tos 「はい みなバイクで」
風呂あがりB 「へえ~ 神戸から そのゼッケンつけて走って来られたの、見たことないわ~ ね?」
tos 「これは昨日のスタートした時からで、家からは せんですよ~」
風呂あがりB 「どうりで あまり見かけないもの」
風呂あがりC 「そらそうでしょ ゼッケンなんだから 競技中だけでしょ」
風呂あがりB 「私はてっきり とんかつ屋さんの定員さんがウロウロしてるのかと思った」
tos 「??」
風呂あがりA 「それは KYK でしょう~が、よく見てみ K T M でしょ これは」
風呂あがりB 「ありゃ ほんま KTM って?」
tos 「 これは バイクの .... 」
風呂あがりB 「ああ フォークリフトの」
風呂あがりA 「 それは TCM 」
風呂あがりC 「東洋運搬機株式会社」
風呂あがりA 「なんや やたら詳しいな?」
風呂あがりC 「旦那が昔勤めとった」
tos 「あ あの~」
風呂あがりB 「ぢゃあ 加藤モータース!」
tos 「 えっ ちがう」
風呂あがりA 「あはは 加藤モータース って 真ちゃんとこやん そんなローカルな 」
tos 「ん~ オーストリアの」
風呂あがりB 「ああ コアラの かわいいわね」
風呂あがりC 「わたしあれ好きやねん おいしい」
風呂あがりB 「えっあんたコアラ食べたん?」
風呂あがりC 「うん あんたもさっき 食べたやん」
風呂あがりA 「コアラのマーチやろ!」
tos 「ちがうけん! オーストリア ん~ ヨーロッパの、、」
風呂あがりA 「まあええわ それよりあんた 速いの?」
tos 「えっ? いや速いかと聞かれても ひろかずよりは速いかも でも すーちゃんにはついていけんけん」
風呂あがりC 「ひろかずって誰? あんたの向かいの家の御主人?」
風呂あがりB 「ちゃうちゃう そんなひと 知らんわ」
tos 「えへへ 今日は来とらんけん」
風呂あがりA 「なんやそれ」
tos 「そうではなく 速く走らんでもええんよ 途中でゲームしたり 蜂蜜舐めたりしながら走ってくるけん」
風呂あがりC 「へえ~ ハチミツ舐めるゲームってどんなんやろ」
tos 「ん~ ハチミツを なめて あてるんよ」
風呂あがりA 「まあええわ でも早い方がいいんでしょ」
tos 「いえホントに遅くてもいいんで あ でも迷子になって帰って来なかったら無理、それ以外なら誰でも」
風呂あがりA 「そう! あっ! あんまり引き留めたらダメやね。 ありがと 頑張ってね」
風呂あがりB 「ああ ほんで それって なんて言うレースなの?」
tos 「 大山ツーリストトロフィー です 」
風呂あがりC 「頑張って トンカツ揚げてね~」
tos 「あげん って~」
そして 戻ってみると 全競技者も帰って来ており、
記念撮影が終わったとこだった 💦
2019年2月18日 月曜日です
昨日は日生へかきおこを食べに行ってきました
美味しかった
その話はまた今度
○ episode 16 インタビュー
施設は日帰り温泉にあるような作りで、ここも例外ではなく館内の床は
絨毯が引き詰められていて裸足で歩くようにしてある。
ちょっとトイレを借りにきた僕は、玄関で靴を脱いで上がるという動作に
少し面倒臭さを感じながらもライディングブーツを剥ぎとると裸足になって上がっていった。
目指す場所を案内板で確認しながら、中央に設置されたカウンターオブジェを回り込みむ。
右手に進むと温泉エリア、
左側に土産物などが並べられたスペースが広がり
めざすトイレはその奥にあった。
用を足し出てきたところで土産を物色できると言う、自然?の流れに逆らわずに
僕もいくつかの名物特産品を物色し、何点かお土産に購入した。
A 「ええっ? バイクでレース? へえ~ 」
B 「えっ? お嬢ちゃん も出てるんかいな? 」
A 「ええ~っ! 自分で? 」
突如として、賑やかしい空気の波が寄せて来た。
そちらの方へ顔を向けてみると、日帰り温泉に来ているお客さんだろうか、
そこに置かれた縁台に腰掛けホッコリされていた数人のおばさまが
指差し運動をされていた。
その指の先には 、
オレンジのゼッケンを指で摘んで斜め下に広げるようにひっぱり、
照れくさそうに笑っているとっしーが居た。
tos 「エヘヘへ そうです 」
風呂あがり B 「 お父さんに乗せてもらってるの?」
tos 「いえ 自分で」
風呂あがりB 「じゃあお兄ちゃんかな?」
tos 「いや 💦 あの~」
風呂あがりA 「自分で!って言うてるやないの さっきから何聞いてんのよあんたは!」
風呂あがりB 「ああ でもこんな かいらしい子が バイクって」
風呂あがりA 「なんや かわいい子がバイク乗ったらいかんのかいな、 わたしかて乗ってるで じょぐ !」
風呂あがりB 「あんたは 十分おばちゃんやろ」
tos 「あ 💦」
とっしーが顔をあげクルリとあたりを見回した。
ちょっと困り顔のとっしーが救いを求めるように見ていた先には
USAちゃんが、
ニンマリ微笑みながらそそっと土産物の棚の陰にズレて行った。
風呂あがりA 「いやね~ なんかそのゼッケン付けたひとが、さっきからウロウロしてるやんか~ 何事かと思っててん」
風呂あがりC 「レースってそれは何処で?」
tos 「ええ~っと 昨日 大山を出発して~ ちょ、」
呂あがりB 「えっ 昨日から?」
tos 「あ、はい、昨日大山出発して~ ちょこっとその辺走とって 昨夜は」
風呂あがりB 「夜通し走ってたの? 寒くないの? 」
tos 「いえ 昨日は大山で泊まったけん」
風呂あがりB 「あ そう 泊まった。 ところで大山ってどこにあんの?」
風呂あがりA 「ちょっとBさん そんなに矢継ぎ早に聞いたら答えられんやろ この子まだ学生さんでしょ 」
tos 「ああ だいじょうぶだけん。 喋り方はこんなんですけど社会人ですし、歳もそれなりにとっとるんよ」
風呂あがりB 「ええ~! わたしゃ高校生ぐらいかと思ったわ」
風呂あがりC 「それは無いやろ うちの まさみちゃんぐらかな?」
風呂あがりA 「うちのって、 あんた子どもおらへんやろ 誰やまさみって?」
風呂あがりC 「向かいの山下さんちのまさみちゃんよ 農協の購買部で草餅 売りに回ってるやろ」
風呂あがりA 「知らんわ! それによその子やんか!」
風呂あがりC 「うちの次に、前の家、が抜けとったわ」
風呂あがりB 「ややこしい所 抜きないな~ それで?」
tos 「えっ なんの話しとった? ああ 大山ね 鳥取の有名な山です、近くに蒜山高原なんかがあって、そして今朝また走ってここへ、ここがゴール 」
風呂あがりA 「あんた この辺のひと?」
tos 「いえ 私は元々米子だけん、でも他の皆は色んなとこから来られとります。 神戸や滋賀、広島に四国からも」
風呂あがりA 「 皆さんバイクで?」
tos 「はい みなバイクで」
風呂あがりB 「へえ~ 神戸から そのゼッケンつけて走って来られたの、見たことないわ~ ね?」
tos 「これは昨日のスタートした時からで、家からは せんですよ~」
風呂あがりB 「どうりで あまり見かけないもの」
風呂あがりC 「そらそうでしょ ゼッケンなんだから 競技中だけでしょ」
風呂あがりB 「私はてっきり とんかつ屋さんの定員さんがウロウロしてるのかと思った」
tos 「??」
風呂あがりA 「それは KYK でしょう~が、よく見てみ K T M でしょ これは」
風呂あがりB 「ありゃ ほんま KTM って?」
tos 「 これは バイクの .... 」
風呂あがりB 「ああ フォークリフトの」
風呂あがりA 「 それは TCM 」
風呂あがりC 「東洋運搬機株式会社」
風呂あがりA 「なんや やたら詳しいな?」
風呂あがりC 「旦那が昔勤めとった」
tos 「あ あの~」
風呂あがりB 「ぢゃあ 加藤モータース!」
tos 「 えっ ちがう」
風呂あがりA 「あはは 加藤モータース って 真ちゃんとこやん そんなローカルな 」
tos 「ん~ オーストリアの」
風呂あがりB 「ああ コアラの かわいいわね」
風呂あがりC 「わたしあれ好きやねん おいしい」
風呂あがりB 「えっあんたコアラ食べたん?」
風呂あがりC 「うん あんたもさっき 食べたやん」
風呂あがりA 「コアラのマーチやろ!」
tos 「ちがうけん! オーストリア ん~ ヨーロッパの、、」
風呂あがりA 「まあええわ それよりあんた 速いの?」
tos 「えっ? いや速いかと聞かれても ひろかずよりは速いかも でも すーちゃんにはついていけんけん」
風呂あがりC 「ひろかずって誰? あんたの向かいの家の御主人?」
風呂あがりB 「ちゃうちゃう そんなひと 知らんわ」
tos 「えへへ 今日は来とらんけん」
風呂あがりA 「なんやそれ」
tos 「そうではなく 速く走らんでもええんよ 途中でゲームしたり 蜂蜜舐めたりしながら走ってくるけん」
風呂あがりC 「へえ~ ハチミツ舐めるゲームってどんなんやろ」
tos 「ん~ ハチミツを なめて あてるんよ」
風呂あがりA 「まあええわ でも早い方がいいんでしょ」
tos 「いえホントに遅くてもいいんで あ でも迷子になって帰って来なかったら無理、それ以外なら誰でも」
風呂あがりA 「そう! あっ! あんまり引き留めたらダメやね。 ありがと 頑張ってね」
風呂あがりB 「ああ ほんで それって なんて言うレースなの?」
tos 「 大山ツーリストトロフィー です 」
風呂あがりC 「頑張って トンカツ揚げてね~」
tos 「あげん って~」
そして 戻ってみると 全競技者も帰って来ており、
記念撮影が終わったとこだった 💦
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