2018 大山 五段
おはようございます
2019年2月4日の月曜日です
昨日は節分 今日は立春です
春ですね~ 寒いけど
そして今週は獅子舞が来ます
準備です 💦
大山の話は 今大会で一番盛り上がったCPでのこと (^▽^)
○ episode 14 五段
boys' 「 ここではアーチェリー体験をしていただきます。
ここにマトの見本がありますが真ん中から順々に色分けしてあります。
真ん中に命中したら0ポイント 外側へ行くほどポイントがあがっていきます。
(知ってのとおり大山TTでは成績が悪いほどポイントが加点されていくから、
この場合中心に当てて0ポイント死守が良い)
矢は十本お渡ししますが、最初の七本は練習です。
最後の三本が当たった点数の合計を申告して下さい。
チケットを三枚お渡ししますから向こうの係のおじさんに渡して、
指示に従いゲームを始めて下さい。 」
HEY BOY !
BOY 達の説明は要点が掴みやすく、解りやすいぜ!
って、ヤザワだったら言うだろうな。
それぐらい解りやすい説明だった。
が、
この人たちには通用しなかった。
元々人の話をまっすぐに聴くことが苦手な連中は、
ここでも
アーチェリーと聞いた瞬間にaneさんの方を見つめ
弓道五段の腕前を持つ彼女に期待を寄せ、
ワンポイントでもいいから弓道の極意を賜われないかと、
その御姿を拝み奉っていたのでboyの話は眼中になかった。
hit 「よっしゃ~ aneさん 頼むで! 弓道五段の腕前見せてくれよ」
おお~!
ane 「任しといて! アーチェリーは初めてだけど」
おお~!
nis 「hitっつあんええなあ~ ペアで」
おお~そやそや!
hit 「そやろ~ ええやろ これでわしは遊んでてもええし」
おお~!
tra 「ええのう わしもaneさんと組みたかった」
ええ~?
ki 「 おまえがそれ言うけ 」
こんな会話を弾ませながら、
誰もが弓道五段の腕前をひと目見たいと浮足立っていたが、
この浮かれ気分の観光客にしっかり釘を刺したのが、ここの係のおじさん。
危機管理と言うかリスク管理の観点から、
この場を取り仕切る係員はおっちゃん一人だけで、他のおじさんは口出しをしない。
全てを仕切っておるそのおっちゃんがまた厳しく、
ひとつひとつ手順をしっかり守り決して妥協はしないし、
ひとつの行程が終わるのを待って次の行程に進むと言うか念の入れようだった。
係員 「競技する人以外は入ってはダメ! 此処より向こうで待つように、
そしてこの回が終わったら矢を回収しますからそれまで待つように」
当然、仲間競技を茶化して側で見たいと思う浮かれ客に対し、
ピシャリと禁止エリアを指導する。
係員 「はい、では次 7人入ってください。 それぞれチケットを出して
、はい、もうひとり、はい! 入ったら矢を渡します。
はい、この矢筒に十本入ってますから、もうひとつ
ああ そう十本づつ持って行ってください。
そしてそこの弓をひとつづつ持って、
はい! 女性は此処より向こうで、
そう! そっちへ行くほど的が近くなっとるから、ハンデだな」
ki 「あれ? おっちゃん俺の分の矢が足りんよ?」
係 「えっ? ちゃんと七組分出したけどね~ え~ひとは何人入った?
ひいふうみいよ~ 七人だな! 誰か二つ持って行っとらんかね?」
ki 「ええ~っと どれどれ 誰か二組持って行ってへん、、、ああ trやん!
おまえそれ二つ持ってるやろ?」
tra 「えっ こんだけ渡されたけん」
ki 「だからそれは二人分や 分けろって事やろ!」
tra 「へへ 」
係 「はい みな弓と矢を持って場所を決めたら そこの矢筒に矢は置いて、
こちらへ集まってください 説明するから」
プレイする人間が確定し道具と場所の確保が終わったところでおじさんは、
全員を集めて注意事項や矢の射り方の説明を始めた。
少々焦れったいぐらいの説明を受けてそれぞれが持ち場に戻って練習を始めた。
弓道と違って弓を捻ったりせずに真っ直ぐ押していればいいだけなので
難しく考えることは要らない。
先ずは一本目を射てみて、
理論的には的からズレた分だけ次は戻せはいいわけです。
まあフォームがええ加減な分、キッチリ計算通りにいくとは限らないが、
的に当てるぐらいは修正ができると思っていた。
実際修正して行ったら、五本目ぐらいでど真ん中に入った😊
俺もうここで良いわ
っていう訳にも行かず残りの矢を射り本番の三本に入った。
注目の一本目「パン! 」
中心より二点分右に当たった。
ぢゃあ つぎは少し左へ「パン!」
今度は左へ二点分。
「クッソ~ 行き過ぎたか!次は今の半分戻そう」
ラスト 「パン!」
えっ? ええ~! またも二点分今度は上に逃げた。
なんやかんや言って本番に弱い俺は
三本とも中心から少し外側の二ポイントエリアに落ち着いて合計六ポイントという
あまりおいしくない結果に終わってしまった。
hit 「よしよし これでアイツの優勝は無いな」
弓道五段のaneさんがついている彼は余裕で、
この回の記録係をかって出て僕たちの成績を記録していってる。
「うわぁ~! あははは」
奥の方でひときわ賑やかな歓声が上がった。
打ち終わった僕が声のする方へ見に行くと、
そこは弓道五段のaneさんが 競技している最中だった。
さすが弓道五段!
素晴らしい成績で観客を魅了しているのだろう。
どれどれ?
ん?
どれ?
右 ?
それは隣の人!
aneさんの的は左だなぁ
ん?
なんか 色の付いてるとこに矢が少ないねんけど?
そう思ってる矢先にaneさんは最後の矢を射った!
「ポツ!」
「わぁ~ あははは! 」
歓声が湧き上がった。
なな なんということでしょう
矢が! 的に!
aneさんの放った最後の矢は、
的を捉えなかった。 と言うのか、
外れ! だけど、
外れには 無い。
いや、正しくは外れエリアに 無い。
外れは外れで合っているんだけど、
通常の外れエリアに矢が無いだけで、
通常の外れエリアを飛び越えて、屋根?
いや屋根があるわけでは無いけど、
的が城だとすれば、
漆喰壁を通り越して屋根瓦に当たったと言うべきか、
とにかく、
弓道五段の師範が放った矢とはとても思えない
こうなると、
のんきに構えていたhitっつあん、
hit 「よ~し わしがなんとかせにゃならん!」
俄然張り切り 矢を射るのでした。
hit 「へへっ まかしとき~ってよ」
こちらはメリーさん
心配そうに見守るane さん
香川の星 ☆
そして彼女は ギリギリと 狙いをすまし 弓を弾くのでした。
2019年2月4日の月曜日です
昨日は節分 今日は立春です
春ですね~ 寒いけど
そして今週は獅子舞が来ます
準備です 💦
大山の話は 今大会で一番盛り上がったCPでのこと (^▽^)
○ episode 14 五段
boys' 「 ここではアーチェリー体験をしていただきます。
ここにマトの見本がありますが真ん中から順々に色分けしてあります。
真ん中に命中したら0ポイント 外側へ行くほどポイントがあがっていきます。
(知ってのとおり大山TTでは成績が悪いほどポイントが加点されていくから、
この場合中心に当てて0ポイント死守が良い)
矢は十本お渡ししますが、最初の七本は練習です。
最後の三本が当たった点数の合計を申告して下さい。
チケットを三枚お渡ししますから向こうの係のおじさんに渡して、
指示に従いゲームを始めて下さい。 」
HEY BOY !
BOY 達の説明は要点が掴みやすく、解りやすいぜ!
って、ヤザワだったら言うだろうな。
それぐらい解りやすい説明だった。
が、
この人たちには通用しなかった。
元々人の話をまっすぐに聴くことが苦手な連中は、
ここでも
アーチェリーと聞いた瞬間にaneさんの方を見つめ
弓道五段の腕前を持つ彼女に期待を寄せ、
ワンポイントでもいいから弓道の極意を賜われないかと、
その御姿を拝み奉っていたのでboyの話は眼中になかった。
hit 「よっしゃ~ aneさん 頼むで! 弓道五段の腕前見せてくれよ」
おお~!
ane 「任しといて! アーチェリーは初めてだけど」
おお~!
nis 「hitっつあんええなあ~ ペアで」
おお~そやそや!
hit 「そやろ~ ええやろ これでわしは遊んでてもええし」
おお~!
tra 「ええのう わしもaneさんと組みたかった」
ええ~?
ki 「 おまえがそれ言うけ 」
こんな会話を弾ませながら、
誰もが弓道五段の腕前をひと目見たいと浮足立っていたが、
この浮かれ気分の観光客にしっかり釘を刺したのが、ここの係のおじさん。
危機管理と言うかリスク管理の観点から、
この場を取り仕切る係員はおっちゃん一人だけで、他のおじさんは口出しをしない。
全てを仕切っておるそのおっちゃんがまた厳しく、
ひとつひとつ手順をしっかり守り決して妥協はしないし、
ひとつの行程が終わるのを待って次の行程に進むと言うか念の入れようだった。
係員 「競技する人以外は入ってはダメ! 此処より向こうで待つように、
そしてこの回が終わったら矢を回収しますからそれまで待つように」
当然、仲間競技を茶化して側で見たいと思う浮かれ客に対し、
ピシャリと禁止エリアを指導する。
係員 「はい、では次 7人入ってください。 それぞれチケットを出して
、はい、もうひとり、はい! 入ったら矢を渡します。
はい、この矢筒に十本入ってますから、もうひとつ
ああ そう十本づつ持って行ってください。
そしてそこの弓をひとつづつ持って、
はい! 女性は此処より向こうで、
そう! そっちへ行くほど的が近くなっとるから、ハンデだな」
ki 「あれ? おっちゃん俺の分の矢が足りんよ?」
係 「えっ? ちゃんと七組分出したけどね~ え~ひとは何人入った?
ひいふうみいよ~ 七人だな! 誰か二つ持って行っとらんかね?」
ki 「ええ~っと どれどれ 誰か二組持って行ってへん、、、ああ trやん!
おまえそれ二つ持ってるやろ?」
tra 「えっ こんだけ渡されたけん」
ki 「だからそれは二人分や 分けろって事やろ!」
tra 「へへ 」
係 「はい みな弓と矢を持って場所を決めたら そこの矢筒に矢は置いて、
こちらへ集まってください 説明するから」
プレイする人間が確定し道具と場所の確保が終わったところでおじさんは、
全員を集めて注意事項や矢の射り方の説明を始めた。
少々焦れったいぐらいの説明を受けてそれぞれが持ち場に戻って練習を始めた。
弓道と違って弓を捻ったりせずに真っ直ぐ押していればいいだけなので
難しく考えることは要らない。
先ずは一本目を射てみて、
理論的には的からズレた分だけ次は戻せはいいわけです。
まあフォームがええ加減な分、キッチリ計算通りにいくとは限らないが、
的に当てるぐらいは修正ができると思っていた。
実際修正して行ったら、五本目ぐらいでど真ん中に入った😊
俺もうここで良いわ
っていう訳にも行かず残りの矢を射り本番の三本に入った。
注目の一本目「パン! 」
中心より二点分右に当たった。
ぢゃあ つぎは少し左へ「パン!」
今度は左へ二点分。
「クッソ~ 行き過ぎたか!次は今の半分戻そう」
ラスト 「パン!」
えっ? ええ~! またも二点分今度は上に逃げた。
なんやかんや言って本番に弱い俺は
三本とも中心から少し外側の二ポイントエリアに落ち着いて合計六ポイントという
あまりおいしくない結果に終わってしまった。
hit 「よしよし これでアイツの優勝は無いな」
弓道五段のaneさんがついている彼は余裕で、
この回の記録係をかって出て僕たちの成績を記録していってる。
「うわぁ~! あははは」
奥の方でひときわ賑やかな歓声が上がった。
打ち終わった僕が声のする方へ見に行くと、
そこは弓道五段のaneさんが 競技している最中だった。
さすが弓道五段!
素晴らしい成績で観客を魅了しているのだろう。
どれどれ?
ん?
どれ?
右 ?
それは隣の人!
aneさんの的は左だなぁ
ん?
なんか 色の付いてるとこに矢が少ないねんけど?
そう思ってる矢先にaneさんは最後の矢を射った!
「ポツ!」
「わぁ~ あははは! 」
歓声が湧き上がった。
なな なんということでしょう
矢が! 的に!
aneさんの放った最後の矢は、
的を捉えなかった。 と言うのか、
外れ! だけど、
外れには 無い。
いや、正しくは外れエリアに 無い。
外れは外れで合っているんだけど、
通常の外れエリアに矢が無いだけで、
通常の外れエリアを飛び越えて、屋根?
いや屋根があるわけでは無いけど、
的が城だとすれば、
漆喰壁を通り越して屋根瓦に当たったと言うべきか、
とにかく、
弓道五段の師範が放った矢とはとても思えない
こうなると、
のんきに構えていたhitっつあん、
hit 「よ~し わしがなんとかせにゃならん!」
俄然張り切り 矢を射るのでした。
hit 「へへっ まかしとき~ってよ」
こちらはメリーさん
心配そうに見守るane さん
香川の星 ☆
そして彼女は ギリギリと 狙いをすまし 弓を弾くのでした。
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