夏の宿

おはようございます

9月4日月曜日
めっきり夜は涼しくなり 布団なしでは寝れません
ついこないだまで暑くて寝れなかったのに



さて、この夏のこと
野宿ツーリングに誘われた。

文字通り野を宿にして夜を明かすツーリング。
これの良い点は行き先や時間に縛られず気ままに思ったところで泊まれば良いと言う事、
しかしその反面それなりの覚悟が必要である。


最近は道の駅が便利になっていて、24時間無料休憩室を備えている所もあり、
しかも畳がひいてあったりするので、そこを利用するとテントや寝袋を持たずしても雨風凌げて夜を明かす事が出来る。
しかも敷地内にコンビニを併設していたりするので飲み食いにも不自由しない。

そんな都合の良い道の駅が鳥取にあると彼は言う


何年か前、彼が孫のSを連れて行きあたりばったりツーリングに出かけた時のこと。


 「そろそろ今夜の寝床を決めにゃいかんなあ〜 この辺だと道の駅Yが近いのかな? 」

 「・・・」

 「まあいっぺん行ってみよか」

 「うん」


孫のSにして見れば、おじいちゃんの背中を見てるだけで、
いったいどこを走っているのか皆目見当もつかないところに、
いきなり知らない名前を出されても返答のしようがない、
そこへ行こうかと言われれば、行くのも止めるのも運転しているおじいちゃんの気持ちひとつだし、
特に反対する理由も無いので 「うん」 とだけ答えたのだろう。


しばらく走っていると、信号待ちをしている2台の原付に出会った。
見ると1台は目指す道の駅があるY町のナンバープレートを付けていた
彼はこれ幸いとこの地元の青年に声をかけた。

 「こんにちわ あの〜道の駅  はっとうって どう行ったらええねん?」

 「えっ? あっ?はっ?」

 「おう  はっとう か やず か知らんけど 八つの頭って書く道の駅よ  まだ遠いけ?」

 「ああ 八頭ですか あー はい それならここをああ行ってこう行って」


最初は人相の怪しいおっさんにいきなり声かけられてドキッとしたけれど、
後ろに乗っている少年が眠そうにしていたのを見て、
こんな子供連れのライダーに悪い人は居ないだろうと思ったのか、
意外とその青年は親切に道路の端に原ちゃを寄せて説明してくれた。


 「ああそうけ 分かった分かった ありがとう」

 「ツーリングですか?何処から来とる んで?」

 「ああ 滋賀や 今日はそこの道の駅で野宿するんや」

 「え〜野宿ですか? でもテントとか持っとらせんですね」

 「おう そんなもんいらん 軒先で夜露凌げたらええねん」

 「あー それでしたらいい所ありますよ 八頭では無くKです」

 「おう?  なんでや?」

 「休憩室があるんでそこで寝れます 畳もあるし 絶対良いですよ」

 「おう〜 それやったらそっちするわ わしら何処って拘ってへんさかい どう行ったらええねん?」

 「じゃあ 僕たち案内しますよ 付いて来て下さい」

 「おう  わるいのう 」


てな様な経緯で彼はこの道の駅の存在を知った。
それ以来、事あるごとにあそこの道の駅はええぞ!畳の上で寝れるし、タダやし、何と言っても横にコンビニあるさけビールが足りんなったらすぐに買いに行ける(^。^)


 「それにな、あの時の鳥取の青年、ええ奴やぞ〜 いっぺんお前に会わせてやりたい。」

 「ああ〜 そうらしいな、あの時いつもの様に酔っ払って電話してきて、俺が預かってるTWをやったから取りに行きよったら渡してやってくれ って言ってた、あの鳥取の青年やろ」

 「そやそや あの時一緒に飲んでて意気投合してな、ほんまええ奴やねん、次の日は朝6時に出発するさかい来いって言うたらちゃんとホンマに来よってな、ほんで隼駅まで案内してくれよったんよ」


畳の上で寝れる、
ほんで鳥取の青年に会える。
ならTWの事も聞いてみたいなあ〜
ちゅうことで8耐の日に行く事にした。



途中佐用のひまわり畑でひまわりと戯れる女性たちを、200円の柵を越えれずに柵外にて見守る野郎達


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この後激しい雷雨に見舞われながらも到着した道の駅K
我が家に着いたかの様に振舞うHに施設内を案内してもらう。


 「ここが例の畳の間や」

そう言って寝転んで見せるH、
そこは想像していた畳の部屋ではなく、建物に入ったところの広~い待合室の中にあった。

待合室は左手に土産物などを置いている売店、
反対の右側は食堂へと繋がる戸が開いていた。

真ん中に休憩用のテーブルとベンチが5〜6セット置かれており、向こう正面には道路や観光の情報を発信するモニターやpopがズラリと並べられており、こう言った施設に良くある風景である。

その反対側、
だから入り口入ってすぐ右手になるのだが40〜50cmの高さに畳が6枚設置されており
休憩所と記されている。

今彼が寝転んでいるのはその場所である、
だから畳の間と聞いていて想像していた囲われた部屋ではなく
広い待合室の中に設けられた一部分でオープンなパブリックスペースである。

これ、
俺たち野郎は良いけれど、はたして姫様育ちのAnさんはここで寝れるのだろうか?


でもここって夜には閉まるの違うのけ?

 「大丈夫や24時間開いたる、だいいちそこにトイレがあんねんから閉めたら困るやろ」

へっ?言われてから気がついたけど入り口入った向こう正面にはトイレがある。
そうか、夜になったら売店や食堂側の戸は閉められるけどトイレや休憩所利用の為に正面入り口は開けたままなのか、理解した。

そういえば、ここの館内は床も含めかなり綺麗だと気がつく、いつも丁寧に掃除がされているのだろうな、トイレ前のエントランスにしても独特の湿った土間っていう感じがしない、だからそこにトイレがある事にも気がつかなかったんだろうな。

彼の館内説明はそれだけで、売店や食堂と言った所に関してはいっさい何のコメントも発しなかったのは、彼が未だ利用したことが無いからであろう。


後は外に出て、誰が見ても判るコンビニが駐車場の奥にあるという事を、誰が聞いても判る様に

 「あそこにコンビニがあるさかいビールが足りなかったらいつでも追加で買いに行けるど、ええやろ」

と言う、自慢じみた説明であった。


 「わかったけ! ほならはよ買出しいくぞ 早よもんで来てビールが飲みたい」 
そう言う彼に買い出しを任せ、

 「風呂に入らんツーリングなんて考えられん」
そうのたうちまわるTkさんに付いて温泉へ行った。


風呂から出てくると、すっかり暗くなっており、
そら見られ難いかも知れんし、
すぐそこだし、風呂でサッパリした気持ちもわからんでは無いが、
その格好でオートバイに乗るって?


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戻ってみると既に始まっていた 

噂の鳥取の青年も来ていた

鳥取から、岡山から、米子から、そして香川から再会を喜び楽しいひと時を過ごしてるうちに、

寝床が、

畳の間はあるんやけど
部屋も解放されてて出入り自由なんやけど、

二組の先客がいた。
どう見てもその二組の隙間には一人分のスペースしか無く僕たち全員は入れそうにない
Tkさんは 「譲り合って詰めてって言えばいいやん、そしたら3人ぐらい入れるで」 って言うけど

自分はちゃっちゃと横のベンチを陣取っていた (;^_^A

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ほんで一人分のスペースには
姫がすでに夢の中だし 

さて、どうするか
流石にあの横に入り込むのは気が引ける(;^_^A

ベンチはなんか洗濯板みたいで痛そうやし


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やっぱり僕は野宿に向いてないのかもしれない、、、、、 


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