What Lily gave

おはようございます
8月21日月曜日です


最近夕立っていうか、突如激しい雷雨に見舞われることが多い
いつもスマホが雷雨予告をしてきてくれるので、心の準備はしやすくなってきましたが、
次に雨雲情報の動画を見て、真っ赤な塊が頭上に来てたらどないしようかと思います

それがツーリング中(運転中)ならなおさらの事で
とにかくどこか雨を避けれるところを探し、雨中服を装着することを考える  





                     


ひとまずホッとした、
同時に慣れた目であたりを見回してみると、

歩道は人が1人通るのがやっとの幅である。
それに沿うように路肩の白線が伸びている。

片側1車線の道はその先で大きく右にカーブしており
前方の壁を揺らしながら近づいてくる光が、やがて対向車線に姿を現す

若干登り勾配の道をそのまま進むと
その先に出口が現れた




つい今しがた
炎天下のひまわり畑で戯れる美女たちを見て、汗を噴出させて楽しんでいた僕たちは

画像



駐車場で知らされた、ゲリラ豪雨警告から逃げるように出発した。
だけど、
大きな道に出る直前に本格的な雨粒が僕たちを襲う
瞬間どちらへ逃げようか、身を隠す場所を探した僕は大通りの先に見えたトンネルを目指した



画像



出口から10m程手前に彼はオートバイを停めた。
それに続き1台2台3台4台と計5台のオートバイが路肩に一列に並ぶ。


最後尾のオートバイがハザードランプを点けてくれている
僕のオートバイにはハザードの設定が無い 
けれどエンジンは止めずライトとウインカーを点けっぱなしにして路肩に寄せた。


画像




すぐ脇を自動車が抜けて行く
とりあえず全員オートバイから降りて歩道に立つ

次から次へと自動車が通り過ぎる
目の前のハザードランプを認知したドライバーは一応に
速度を落とすと停車中のオートバイとの間隔をあけて少し邪魔臭そうに通り過ぎた。


山あいの田舎とは言え 市街地を抜ける幹線道路は交通量は多く、
ましてそれが国道となれば大型車両も通るのが当たり前で、
大型トラックは完全に反対車線にはみ出しながら通り過ぎていく

対向車が来ていたら
それこそ手前で停まって過ぎるのを待っていなければならない。


ほんと、こんな所に停めて迷惑かけてるなぁ〜と思ったけど、
それよりも、横を抜けて行く自動車のスピードと距離感に恐怖を感じていたので、
早くこの場を立ち去りたいという気持ちは凄く強く持っていた。


けど、
出口の向こうで滝のように流れ落ちる雨の中へ出て行く勇気は全く起こらない。

画像



風に煽られここまで飛んで来る水飛沫に肩を震わせ見つめているだけだった。



 「ピカッ! バリバリ ドド〜ン!!」

うわっ!
思わず身を竦める


 おい!走ってるバイクにカミナリ落ちるけ?

 まあ周りに何も無かったらなあ 鉄の塊やしな

 そやの

 こんな時次元転送装置付けておいたら未来か過去に行けるど

 次元.....そんなんどこにあんねん?

 デロリアンに積んである

 映画の話か!

 
急に映画の事を思い出した。
激しい落雷の後、このトンネルを出たら戦国時代になってたらどないする?

丁度、本能寺の変の翌日ぐらいで、備中攻めから急ぎ戻ろうとしてる秀吉の隊に出くわして、後ろに秀吉乗せて走るなんて事になるかも知れへん。
そんな時は舗装路なんて無いから僕のアメリカンなんて役に立たず、前のジュベルや後ろのセローが大活躍するだろうな(^_-)-☆


雷鳴はそれほど大きく。
マジで時空に歪みが出来ても不思議じゃ無い程に思えたから、
ついつい妄想が生まれては脇を抜ける自動車の音にかき消されて行った


 「ピカッ  ドドーン」


現実に戻りスマホの雨雲情報を見ようとするのだけど
今月通信制限のかかっていた僕のⅰphoneはいつまで経っても雨雲が動かない
Tkさんの情報だと、あと20分もすれば雨雲は通り過ぎる。

もう少しの辛抱と雨中服を着込んだ5人は顔を見合わせると
明るい方に顔を向け、相変わらず滝のように落ちる雨を眺めた。
滝壺の滝の裏側へ行って滝を見るとこんな感じなんかなあ〜?


画像



ついさっき
ひまわり畑で美女に見とれ
今は
トンネルでビジョビジョ ってね




そして雨足が弱くなったところで、外の世界へ走り出す
舗装路が続いてることを祈りながら





                               



PS、

そうそう肝心の話を忘れてた。

雨雲情報の動画を確認しようとしたとき
僕が通信速度制限がかかているのを知りながら、
自分のスマホを出して見ようしなかった彼は

 「わしのは濡れんように しっかり仕舞ってあるから出すのがめんどくさい」

と言う。



僕も知っている、

彼が、リリィちゃんからもらった防水バックを大切に使っている事を


画像












この記事へのコメント

この記事へのトラックバック