2015 大山T.T.6 【13th Daisen Tourist Trophy 2days 】

 
おはようございます
1月25日 記録的な寒波がおしよせている月曜日です

さて、年をまたいで約1ヶ月振りの登場です
「2015年の大山ツーリストトロフィー2デイズ」も、ようやく2日目に入りました

多少順序は前後しますが後半戦もよろしく 



 【 11 】 DAY2



 山の朝は気持ちいい、顎に触れるひんやりとした空気がこれか始まる長~い一日の幕開けを知らせてくれる、そんな清々しい空間の中、充分に暖気をしておいたマシンは頗る快調で背後に構える大山に向けて排気音を放り出す。

展望駐車場からスタートしてしばらく障害物も何も無く続く長い下り坂は、1分間と言うインターバルがかなりの距離を空けてくれるようで、思いのほか前車の姿を捉えることができないでいたりする。
そんなときは必ず自分の選んだ道は正しいのだろうか?と不安になり、その度に曲がり角が無かった事を思い返し、目印になるような記憶の断片を繋ぎ合わせたりし、何度もコマ地図とトリップの数字と照らし合わせて頷いたりする。


麓まで降りてきたところで、

えっ? なんで?
まだ100m以上あるのに曲がるんかいな?

まあええか、
いやいやなんぼなんでも早すぎるやろ?

やっぱり停まりよった、
そうそう まだやて!

あ! 
後続チームが、
やっぱり、真っ直ぐ行きよったで^_^;

Uターンやな、

ヘルメットの中でそんな事呟きながら、いきなりトリップ狂いました。



ええ?っと、元のコースに戻ってここから 100…
ここかな?
いやまだ50mぐらいしか来てないしもうちょっと先やろ…

あれ〜今度は四つ角や、曲がるところはT字路のはず、もうちょっと先へ、
えっ?
ちょうどそこにスタンドがあるし、ガソリン入れておく?

うんわかった。

ガソリンスタンドか~?

ん?

き 「 やっぱり この道 間違ってるで」

あ 「 そう?」

き 「 今朝のカルロスの挨拶思い出してみ~?」



・・・・・場面は40分前の展望駐車場・・・・・


カル  『 え~ 皆さんおはようございます。 今朝のブリーフィングを始めますのでこちらにお集まりください』


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カル 『 改めましておはようございます、昨夜は毎度のことですが遅くまで盛り上がりましたね よく眠れましたか? さぞやお疲れかと思いましたが さすがTTの兵だけあって時間通りにきっちりとお集まりいただいてますね(^^♪ 』


たも 『 おおう ほんで昨日も言うてたけど、朝から鍋すんのけ? 』

マツキ  『 何ですかそれ?』

たも  『 今さっき言いよったやろ ブリ フグ言うたら てっちりやろ 』

マツキ  『 あ あの?  ブリーフィングです (・・;) 』

たも  『 そそ それよ ブリとフグちゃうのけ?』

ひと  『 それより たもっちゃん 今日は真面目に行くで~ なんちゅうても優勝に一番近いとこに居るのはわしらやさけのう 』

たも 『 おう~ そやの おまえ ほって行くなよ 』

ひと 『 そやったらたもっちゃん 今日は前 行けさ 』

たも 『 あほ~ わしはアメリカンやど 』

ひと 『 関係あるかい!』




あっ 「 かな? 」

き 「 いいやそこは思いださんでええ カルロスの話や!」



カル  『 今日のルートは え~ どこを走るかは言えませんが 燃料の少ない方、コマ地図のも載ってますがガソリンスタンドは17km先にひとつ ルート上にはあります そこまでもたないという方はどこか途中で入れてください。
あとCP1~CP2辺りはけっこうスタンドはあります。 では今日はゼッケンの後ろから順に昨日の逆ですね、スタートしていきますのでご準備下さい 』


き 「 な! こんなに早くガソリンスタンドがあるはず無いねん!だからここはコース上ぢゃ無い 間違いや!戻ろ!」






 【 12 】 教習課題


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「あの~ もうじきたもっちゃんと言うへんなおっさんが来ますけど
どうか 言う事聞いとくんなはれ
お願いします  」






教官  「 あ~っ! こっちこっち バックして右に曲がって下さい」

あっ   「あはは! 行き過ぎてるで」

ひ  「 たもっちゃん お尻そっちや」

た  「おっ? そうけ 曲がらなあかんのけ?」

教官  「 はいこちらに入れてください」

た  「あ? あれ? もうちょい右! おい! 右 行かへんど! 」

ひ  「 あははは なにしてんねん」

た  「あかん 右 よっこいしょっと こら右行けちゅうのに!」

たいせい 「 凄い! あの58番 バイク右手で持ち上げようとしてるで?」


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き   「あかんあかん!原チャちがうねんからケツ持ち上げて振れんで」


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た  「あかんわ 重いわこれ」


ひ  「当たり前やそんなもん持ち上げれるかい」


教官 「はい ではこちらに戻ってセンターを」


た  「お? センターってどこにあんねん? よ? ああこれかこれか どうすんねん よっこいしょ」

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ひ 「あははは 」

た 「ああしんど センターセンターって AKBちゃうねんぞ わしは 」


ひ 「見てみ~あねさんの方が上手いで」


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あね 「よーし今年は倒さないよ~」


た 「ああ そらしゃあない わしはアメリカンやさけ 」


ひ 「はあ~? でもなかなか良かったんちゃうか ここはわしの方がタイム良かったさけ ええとこ行ってるで」

た  「ほう そうけ あっ!」

ひ 「なんや?」

た 「あの ゆきちゃん?って 二日酔いちゃうか?」

ひ 「え~っ? またけ」


ゆき 「 う~ん あかんわ かよわき乙女の力では起きん センター譲るし手え貸してえな (^_-)-☆ 」


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ひ 「ちゃうちゃう りきんどるさかい顔が赤いだけや」

た 「ほれ 教官に助けてもろとるで ええんけあれ」

ひ 「かよわい女性は助けたらなあかんやろ」

た 「かよわい?」

ひ 「そら たもっちゃんがどう思うかは知らん けど教官は優しいさけちゃんと話聞いたっとる ゆきちゃんの訴えに 共感したさかい助けたんちゃうか 教官やし」


た 「わしも言うたら良かったかな」

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き  「 あっきょちゃんどうすんね?  並んでるんけ」

あっ 「うん 400の方が有利やろ」

き 「 そらそやけど 待たんならんやん おれこっち行くわ すぐ出来そうやし 」


 そう言って空いている大型車の方を選んだのには単に待つのが嫌だったわけでは無く、少しでも遅れを取り戻したいと言う気持ちが働いていたのは間違いない。

 なんせ今朝はスタートして10kもいかんうちにミスコースと燃料補給があり、その上市街地に入ってきてから抜かれていたファイナルの選手に追いついたとたん、勢い余ってまたまた行き過ぎウロウロしていたおかげでCP1にかなり遅れて到着したからである。


 それで到着した時たもっちゃんたちが始めていた課題は 恐怖の体力勝負教習車の押しまわし(^^;)。
ご丁寧にオートバイを倒してある状態からスタートし、先ず起こし押して前進、そのままパイロンのところまで行って素早くバック、90度ハンドルを左に切り車庫入れを済ますと右へ前進し、オートバイを引き起こしたスタートまで行き再びバック、ハンドルを右に切り先ほどの車庫入れを逆方向から済ませると、左に出て先ほどのパイロンのところまで押していけば、後はまっすぐ下がって行き最後にセンタースタンドを立てて終わる。

と言うほとんど体力勝負的な課題であり、用意された課題車輌は4台、400ccが2台に750ccが2台。

当然の如く400ccに人気が集中し順番待ちが発生する。

そんな状況下僕は空いている750ccを選んだ。


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てなわけで早く済ませたいと思っていた僕はすぐさま750を押し起こし無我夢中で押した

よしゴール!


ふな 「え~っとゼッケン60番 44秒!」

わ~!!

日 「 負けた!」


き 「 え? 44秒と言うのが早いのか?遅いのか?それは分からないが たしかにそう聞こえた 振り返ると日鷹くんが悔しそうにこちらを見ている いま負けたって言ったかい?」


日 「 はい1秒負けました」

き 「 なに~(^^) えっ? 日鷹? 俺 勝ったん?」

日 「 はい 僕は45秒でした」

き 「 やった~ 日鷹に! この若者に勝ったぜよ~ なんと こんな嬉しい事はない!」

おもわず教習所の中心で叫んだのであった。


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余裕でこなすパートナーのあっきょ氏


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挑発にのり 750で挑むつっしー (^_^;)







【 13 】   たもつ教官の ひとり慣熟



ひ  「 たもっちゃん見てみ わしら先頭や」

た   「 お おうわかったるわい!」

ひ  「  昨日1位のわしらがここでも先頭やと言うことは幸先ええんちゃうか」

た 「 そやの」

ひ  「 たもっちゃん優勝したらどないする? コメント考えときや」

た 「 おっ なんでや?」



教官  「はいでは最初の組みスタートしますよ〜 私の後ろを付いてきてください 最初の1周は慣れるためゆっくり走ります そしてペース上げて3周回りますからね」


 この慣熟走行と呼んでいる行為は特にポイントが加味されるものでは無く、教官の通るラインをなぞりながらS字クランク8の字と言ったコースを走るわけで、教官は後続のレベルに合わせながらペースを上げていってくれるので付いて行く者たちは結構真剣になったりする、そして教官の姿を追いながら正しいライディングフォームとはいかに楽しく乗れるのかと言うことを再認識させられたりもする。

しかしこの慣熟走行には主催者側のもうひとつ大事な思惑が隠されている。

 それは慣熟走行で各車のトリップカウンター数を増やすこと、当然コマ地図に記されてる距離にはこの施設内での走行分は加算されてない、だから再スタート時点では施設内での分を引き算しながらコマ地図と合わせていかなければならず、ポイント毎にリセットしている者は影響無いが僕みたいに出発時点から累計で見てる者には非常に面倒くさいオマケである。

ただ今回はすでに何度もコース間違いを繰り返しているのでここでの端数距離はなんの負担にもならなかったけどね。




あっ  「見てみあれ、2人で走っとうで」

コースの中をクネクネ回っているので重なって分かりにくいけど、なるほど教官の後ろにはひとし君ひとりだけで、大きく車間距離を開けて後続車が続いている。

御察しの通り、
後続車の先頭はたもっちゃんである。
教官の如く走れるなんて、やはりたもっちゃんはすごい!



マツキ  「えーっ? S字の中で停まる人初めてですわ 」

た  「 あほ〜そんなん言うたかってわしのはアメリカンやど あんなとこ曲げれるかい!」


後方のそんなやり取りを察してか、一旦停止して振り返った教官が、ひとしに聞いた


教官  「 どうしましょう?」






ひとし 「 かまへん  放って行こ 」






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  • 2015 大山T.T.  【 FINAL 】

    Excerpt: おはようございます 3月21日月曜日は 春分の日の振り替え休日でございます。 お彼岸ですな~ そろそろパッチ脱ぎますかね (^_^;) Weblog: きくにいのしゃれっけ ブログ racked: 2016-03-21 00:24