「念願の青春部屋&大月ツーリングからの大山T.T.実行委員会反省会」 第4話  最終回  から受けて

おはようございます 11月9日月曜日ですね

昨日の日曜日は一日中降ってましたね~ この時期紅葉ツーリングはいいけど 濡れて走るのは嫌ですね
先週は怒涛の勢いで反省会とツーリングを楽しんでおりました(まだ大山T.T.の話も書いてないのに)
だからこの話はもっと先にするつもりでしたが 怒涛のGちゃんがザクザク書いたもんですから そのあとがきを書いておきます。
ではまた 



 【 epilogue 】

天気予報では完全に日曜と月曜が雨マークであったから僕は潔く日曜のツーリングは中止して、オートバイは使わずにまったりと大山の秋を満喫してみよう、そして月曜になればノンビリと雨中服着て雨中走行を楽しめばいい。
そう思っていたがどういう訳か土曜の夜には予報のアメマが日曜日から消えているでは無いか!

降るのは月曜の未明から?

俄然気持ちが走る方向に傾いてきた。
紅葉の綺麗なこの時期にわざわざ冷たい雨に降られて帰るよりも、日曜の晴れてるうちに紅葉見物兼ねて帰った方がいい、うん間違いなく身体はそれを願っているはず。



 カーテン越しに差し込む朝の光で目を覚まし、サイドボードに手を伸ばしiPhoneを引き寄せようとしたが充電ケーブルが引っ張られ落としそうになり改めてここが家ではない事を思いだす。
 見慣れない天井、頭を少し擡げると棚の上にフルフェイスのヘルメットとクシタニのツーリンググローブ、その下には黒い革のジャケットがハンガーにかけられている、足元には防水ダッフルバックとマップルが無造作に置かれている。
 iPhoneの方に首を向けボタンを押す「6:50」そのまま起きもせず天気予報のページに行く。

「西伯郡伯耆町 晴れ」

やっぱ 起きよう。

下に降りてみるとテーブルには2人分の朝食の用意がしてあった。
誰も居ないダイニングルームを通り抜け外に出てみる

「晴れちょる」

道路脇の紅く色づいた葉は時が止まってるかの様に揺れもせずに静かに何かを見つめている
その下の駐車場にオレンジ色のKTMの姿はもう無く赤いドカだけが残されている


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KTMは朝早く、おそらくまだ陽が昇る前に暖機運転もそこそこで出て行ったに違いない、
振り返ると 「私はすべてを黙って見ていたよ」 と言いたそうな顔をして白いBMWがこちらを見ている。
主はまだ起きて来ないようだ。


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さて朝食にしょう。

サイドテーブルから大山牛乳を取りグラスに注ぐ、
誰も居ないことをいい事にその場で一気に飲み干す

「ふう~ やはり牛乳は大山牛乳に限る

2杯目とホットコーヒーを手にして席に着く

サラダにヨーグルト、目玉焼きとウインナーソーセージが2本、
ひとつでもハッシュドポテト。
バターロールにレーズンパンと食パンがそれぞれ2個ずつバケットに入っており
フルーツは蒲萄と梨、小鉢にはゴマ豆腐とプリン。

十分過ぎる量である


食パンを1枚取り先ほどのサイドテーブルにあるオープントースターに入れる
焼き上がるまでにサラダをつついていると

「おはよー 早いねえ 晴れてる あーエエ天気だ よく寝た」

朝食を摂っている静かな部屋の空気が一瞬のしてカフェオーレになったようだ

「昨日はお疲れさま おお~コーヒー飲もう んっ? 誰かな?って思ったらきくちゃんパン焼いてたのか このコーヒーうまいね  ところで 今日はどうするの? 帰るの? 泊まるって言ってなかった?」

矢継ぎ早に1人しゃべりしているのは白いBMの持ち主のイムリン


「うん 晴れたからね 今日中に紅葉見物しながら倉吉の方へ抜けて海沿いに帰ろうかと思ってる 」

「ぢゃあぼくも一緒に行くよ」

「わかった」


そこへフナからメールが入った

「紅葉を見にいこうよう」

ベタだけど 若いから まあいい バイク日和に気分も 高揚してるのだろう 

「おはようございます いいお天気ですね 今日はどうされるんですか? 調子もいいし少し乗ろうかと思ってます」

ちゅうことで僕とイムリンは フナたちが来たら一緒に紅葉見物ツーリングに出ることにして 
食事を終えた僕は大山牛乳を一息に飲んだ




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さて、気になる大山の女性初心者ライダー3人組、
中でも一番早くに乗り出したフナが遂に愛車トイレットロールスペシャルに跨り僕の前に現れた。
この2年間の上達ぶりをやっと見れる。


セノッチに道案内をさせ フナ僕イムリンの順で走り慣れた道を桝水高原へ登っていく、
セノッチが言うように非常にゆっくりしたペースで走り出した、
フナはバリバリ緊張しているけどまあ次に停まった時にでも話そう

この夏雲海を見下ろした牧場も日曜日だけあって観光客でにぎわっている
見慣れた駐車場を右に見てセノッチは左折したところで左に寄って停まった

「あの~ここから走り良い道なんで先に行ってください」

「いや いい 先に行ってくれ」

そないに気いばっかり使わんでええんや とにかく後ろから見んと何も分らんからなあ~

観光客が出入りする間隙を縫って再びスタートする
紅葉見物しながらのんびり走行するサンデードライバーの後ろを これまたノンビリしたペースで着くセノッチ

緩やかな登り坂 一段とペースが落ち? セノッチとフナの車間が徐々に開いてく
セノッチペース上げたんかな? いや違う 
フナの車速が落ちて行ってるんだ

アクセル開け~ 

こちらの排気音が大きくて前を行くフナの排気音が全く聞こえん
手元が見えんからアクセルを開けているのかもわからん
雰囲気としてギヤが高すぎるから失速しかけているんだろう

落とせ!ギヤを落とせ!そう叫ぶと、

フナの左足が動いた、タイミングとして遅いけどまあいい 
セカンドか いやローに落としてもいいぐらいだ

あっ! 上げた?
いかんやろ 

それは 
けんじ君もビックリなシフトミスやで~!

すぐさま横に行きギヤを落とすように指示を出す
ちと緊張し過ぎかな


観光客てんこ盛りのスポットに到着

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休憩したついでに出来るだけの指導をしたけど
場所が悪かった
そもそも紅葉ツーリングのつもりだったからそれは良いのだけど
観光客多過ぎ!
初心者ライダーにレクチャーするには障害物が多過ぎてなんともならん
紅葉よりも
ああよ こうよ~ と言うだけで 少し消化不良になってしまった

その後気を取り直してワインディングを楽しむ
何度となく通った道だけどやっぱり大山は楽しい~


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倉吉でセノッチとフナと別れた
今度来るまでにもっともっと練習しとくんやで~

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ここからイムリンと鳥取市に向かう
分らんなりに選んだ県道がめっちゃ良かった
紅葉も綺麗だけど、その紅葉の為に減速するのが惜しいコーナーが続く
結局停まらず仕舞いやった(^^;

鳥取市から無料鳥取道に上がる予定だったけど上がる前に給油給食を済まそうと市内へ入って見つけた
ネパールレストランでナン顔自慢の2人

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高速では圧倒的に僕のマシンの方が不利なので僕のペースに合わせながら
後ろでは鼻歌混じりのイムリンが追って来る
もう帰るだけなのでどのルートを帰ってもいいんだけど
最後まで僕に付き合ってくれたイムリン

「今度ありす行くときは誘ってね~」

そう言って彼は西北で降りた

歓喜と緊張と寝不足、懐かしさと楽しさと驚き、食べて飲んで そして反省の3日間がおわる

たぶん

明日もまた 反省しながら走るだろう 

でも 胸を張ってね 

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