BOTAMOTI WEEK

おはようございます
8月25日 月曜日 8月最後の月曜日のお話は盆の行事について


当家ではお盆に毎年ぼたもちを作ります
13日夜から14日早朝にかけて、小豆を炊きご飯を炊いて作り、お供えして戴きます。
毎回110個前後作りますがその日の内に消費します。
ありがたいことです

本日はそんな 「ぼたもちウイーク」 のお話


今年も「元気や」で小豆を仕入れました 2kg
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鍋を出して いよいよ炊きだします
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Netでもしながら灰汁取りしてますが、この辺りからだんだん目が離せなくなります
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Netに夢中だと すぐに ネットりしてまいます 



焦がさない様に、つきっきりで混ぜます
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そして 出来上がれば冷却放置に入り しばし解放
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冷えた頃会いに、ご飯ともち米の混合飯を炊き、つきます。
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たね(ごはん)つくりのコツ あんこのほうは小さ目で、きなこの方は大きめに
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出来たての温温をお供えし 試食 いただきます(^_^)
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さて、 毎回食べながら話題になるお話

 「ぼたもち」と「おはぎ」

粒餡であったり漉餡であったり、
大きかったり小さかったり、
餅であったりご飯であったり、
いったい何がぼたもちでどれがおはぎんなん?


結果から言えばどれも、ぼたもちであり、おはぎでもある
すなわち同じものであると言うこと

先ずは、ぼたもちとおはぎの違いから、
これは一般的に作る時期で呼び名を変えているようです、
春のお彼岸に作るものを牡丹になぞって牡丹餅、
そして秋のお彼岸に作るものを萩になぞっておはぎと呼ぶ。
だけこと、

なるほど、わかった?

では、夏とか冬は、どうなん?
とりわけ当家のようにお盆に作るのはどう言うのだろう?

それにもそれぞれの呼び名がありました、夏は夜船、冬は北窓、?? なんのこっちゃ?ですよね、
その理由と言うのが、ぼたもち (この場合説明の為あえて呼び慣れたぼたもちと表記します) は、もち米とご飯を混ぜて作りますが、お餅のように完全につかず、少しつくだけ (半殺し状態) にしますから餅つきのペッタンペッタンと言う音が出ません、故にお隣でぼたもちつくりをしていても気がつかない、気がつかないうちに着いているのが、夜に着く船なので夏の風物詩らしく夜船と言った。また冬の場合は同じように餅つきのツキが見えない、月が見えない北窓から持ってきたと言うことば遊び的な意味合いでついているそうです。

なるほど、しゃれっけある呼び名は大好きですが、夜船も北窓も初めて知ったしこれから夜船作るぜって言われても、ぼたもちのあんこは想像できん
なんか旨くなさそう、ひょっとして昔は不味かったのかもしれない
「これからはぼたもちの事を 夜船って呼ぶね って言われても オラは呼ばね ぢゃよ」


次に粒餡と漉餡について、これは小豆の収穫時期が大きく関わっていました、秋のお彼岸時期は小豆が採れたてで柔らかいから皮も一緒に食する粒餡が主流で、春のお彼岸はひと冬越した小豆が硬くなるので漉して硬い皮を取り除いた漉餡が主流になったという、いやに説得力のある説がございますが、今日小豆の保存方法が良くなったんでしょうね、いつ食べてもちっとも固いと思わないし、だいいち粒あん以外考えられない

他に
餅米の率が多いのが牡丹餅でご飯率が多いのくをおはぎとか、牡丹のように大きいのが牡丹餅で小振りで上品なのがおはぎ

 世間一般的におはぎの方が上品なイメージを持たれているようですが、生まれつき上品なイメージが似合う名前と似合わない名前があるから仕方ないことです。

試しに頭に「お」を付けてみると
「お萩」はもちろん似合いますが、「お牡丹」? なんか重いものを持ち上げた時の様な(;一_一)
やはり萩には「お」が、牡丹には「餅」が似合うんですよ。


そこに目をつけたのがぼたもちを販売しているお店、こぞっておはぎって名前で並べているでしょ、その方が高級品に見えて売れやすいのです。
そんな販売戦略にまんまと手なずけられている私たちは、おはぎは上品だから漉餡のように手間のかかる餡が似合うと言う思い込みを生んでしまったようで、先ほどの小豆の硬さから来る漉餡使用と真逆の解釈をしていたことになるなあ

と言うあんばいに、なるほどな説や無理やりな諸説がございますが、とどのつまりはどちらでも良いと言うことで、大事な事は他にあります。

もっとも重要視しなければいけないのは、作るタイミングが、お彼岸やお盆だと言う事。
仏教では、お彼岸とお盆は先祖に感謝をします。
ご先祖さんを供養するためにぼたもちを供え、
ご先祖さんに感謝し供養のためにぼたもちを食べるのです


だからその家のご先祖さんが、ぼたもちが好きだったならぼたもちを、おはぎが好きだったならおはぎを、こしあんでもつぶあんでも好きな方をお供えすれば良いわけで、それこそ10軒の家があれば10種類のぼたもちがあって良いわけです


「当家では、ぼたもちです。 つぶあんで、お盆にお供えします」


これには当家に伝わるこんなむかし話が、

むかしむかしあるところに
たいそうわんぱくな少年がおったそうな
少年は仲の良かった悪ガキ2人とそこいらじゅうでやんちゃばかりしとったそうな
今とちがいそこらじゅうが農家で柿や栗もよくなっていたし
池や川もあったから遊ぶことやおやつには困らんかった
そんなわんぱく小僧がめずらしく病気になりおって
どうせ池で泳いで風邪でもひいたんじゃろとおもとったが
意外にキツく高熱で喉は腫れて飯も食われんようになって衰弱するし
当時はジフテリアなんて病も流行っておったそうぢゃしね?

医者も手を尽くしましたが・・・

「とにかく何も喰えんのがいかん!最後に好きなモノ食べさせてやりなさい」

母(祖母)が聞くと 「ぼたもちが食べたい」 と言ったそうな
そこで早速ぼたもちをこさえ与えたところ


あら不思議
ペロリを食べたと思えばモリモリ元気になっていったそうな。

それ以来
「夏の暑い日に、朝からぼたもちを食べれる人はモリモリ元気な証拠や」と
当家では朝からぼたもちを供えるわけです


おかげで僕はこうして存在しているわけですから 一言いわせていただきます。

 「ぼたもちさん ありがとう」  

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この記事へのコメント

寅さん
2014年08月25日 16:27
そんな美談があったとは
祭好油屋
2014年08月25日 18:19
毎年おすそわけ、ありがと~ございます。
今年も昼飯前に腹がパンパンになりましたわぁ(汗)
貰うだけもらっといて言うのもなんですが(笑)僕は去年のより今年の甘さの方が好きですっ(^^)v
きく
2014年08月26日 09:18
寅さん 
きく
2014年08月26日 09:23
油屋さん コメントまっちょりましたで 昨年と小豆、砂糖、共にかわっちょりませんが炊き方と砂糖投入タイミングでずいぶん変わるようですわ、ちなみに今年の方が好きってお声たくさんいらっしゃいました、ありがたいことです

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